お人形の人生

2013.09.24 Tuesday 16:47
0
     自分は元々はフィギュア好きでして、立体にハマった初期はフィギュアを作ろうとしていました。キットのカヲル君も改造しながら作ったり。そのうちどうしても1から作りたくなって、スカルピー買ってきて粘土をこねたりしていたのですが、どうやら自分には造形の才能がないようでした。 
     そうこうしているうちに天神のボークスでカスタムドールの存在を知り、「顏を描くだけならできるかも…」という感じでカスタムドールの世界に足を突っ込みました。
      今でも別ベクトルでフィギュアには憧れています。
      荒木元太郎さんが、「フィギュアは、時間を切り取って、箱に詰めておく感覚。ドールは、そのドールと一緒に時間を過ごし、一緒に生きていく…という感覚」と言ってたけど、その通りだなと。

      萌えキャラのフィギュアが作りたい→フィギュア作れない→カスタムドールなら作れそう、というところから入ってるので、最初は萌え系ドールばかりに興味が向いていたのですが、ある日突然、昔持っていたリカちゃん人形がほしくなってしまい。それが、前回書いた「ナイロビリカちゃん」です。
      リカちゃんキャッスルはお人形の製造工場なのですが、「子供たちが見に来た時に、リカちゃんが工場で作られている事を知ったら傷つけてしまうかもしれないから、ここはお人形が生まれるお城ということにしましょう」といって今のお城のかたちになったそうです。旧タカラは子供の気持ちをとても大事にする会社なのですね。

     

     お人形系のサイトもちらほら見ているのですが、「おしゃれボックス」というリカちゃん系サイトさんのブログ記事に感銘を受けました。
      このサイトの管理人さんは、オークションや骨董市などで見つけた初期のリカちゃん(昭和40年代〜)のお手入れをされている方なのですが。

      ・人形の人生

     ドールは主とともに時間を過ごし、同じ時代を生きて行くものだ、と考えれば、とても感慨深い記事だと思います。
     ともに過ごしても、主はいつか大人になって、人形を手放す日が来るのですね。
     でも、また新しい主が見つかる幸福なお人形もある。


      私が子供の頃に手放したリカちゃんはどうなったかなと思い出しました。多分、祖母に捨てられてしまったんだと思いますが…… 
      あまり大事にしてあげてなかったなあ。
      私のお人形ごっこはいつも戦隊モノで、ゴム人形の蜘蛛やワニ、ヘビなどが正義の味方で、リカちゃんは悪の総統役でした。何故なのだろう。 母や祖母に、「どうしてあなたはそんなに恐竜や爬虫類が好きなの?」と首を捻られていました。人形遊びといえばそうなのですが、普通の女の子がやっていた人形ごっことはだいぶ違う気がする…。 

      大人になった今、一番欲しいお人形は、子供の頃に悪役ばかりやらせてしまった、足にマジックで落書きしてあった、お祖母ちゃんの作ったドドメ色の服を着た、あの二代目リカちゃんだなぁ、としみじみ思います。きっともう、この世にいない。
    category:雑記 | by:星逢ひろcomments(0) | - | -
    Comment